子育て 遊び

【苦手な足し算】が遊んでいるうちに自然と身に付くナインブレイク

はじめに

足し算は、小学校で最初に学習する算数ですよね。

わが子も毎日計算カードの宿題があって最初は苦労しました。

早く解けるまでは、根気よく学習しなければならず、子供もなかなか大変です。

何度も繰り返していると、だんだんイヤになり、効率よく学習することができません。

パパやママも「何でこんな簡単な足し算が分からないの!」とイライラしてしまうことも、あるのではないでしょうか。

私は正直イライラしたことがあります・・・。

そこで、「家族みんなで遊びながら、1桁同士の足し算が身についちゃう」とっておきのボードゲームを今回紹介します。

それは、『ナインブレイク』

ナインブレイクとは

ナインブレイクは、1982年(昭和57年)に誕生したゲームとのこと。

40年前に誕生していたのに、最近になるまで全く知りませんでした。

2011年09月にナインブレイク\Nine Breakが商標登録出願されています。

「ナインブレイク」は、数字のコマを使った知育ゲームです。

遊びながら「計算力」「暗算力」を高めることができ、

同時に相手と会話をしながらゲームをすることで「コミュニケーション能力」の向上も期待できます。

なんと、遊びと計算を組み合わせた優れたゲーム性が評価され、平成27年度の小学校の算数教科書に採用されています。

他には、自治体の児童館などでも知育教材として活用されていて、

子供の計算能力向上やコミュニケーション能力の向上に活用されているようです。

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感想(1件)


ルールの説明

1.お互いのコマの色を決める。(先手は赤、後手は黒)


2.お互い、手持ちのコマを準備する。

4×4マスの場合、1234のコマ(表と裏をたすと5になる)2枚ずつ計8枚使用します。

6×6マスの場合、123456のコマ(表と裏をたすと7になる)3枚ずつ計18枚使用します。

8×8マスの場合、12345678のコマ(表と裏をたすと9になる)4枚ずつ計32枚使用します。


3.はじめに、下の図のように、ゲームばんの中央のマスに、おたがい2枚ずつコマを置きます。

このとき、まず先手(赤)が2つコマを置き、その数字を見て後手(黒)がコマを置く。

※この時に置く数字は自分で選べます。


4.先手から順番に、相手のコマをはさむように自分のコマを置く。

※自分のコマで相手のコマをはさめないマスには、自分のコマは置けません。

どこにも置けない場合はパスできますが、パスを4回すると負けとなります。


裏返すことができるパターン

相手のコマの数字の合計が自分のコマの合計よりも小さい場合、相手のコマを裏返すことができます。

コマの合計が10以上の場合は、一の位で考えます。

例えば、合計が12となったら、一の位の2が合計となります。

ということは、9が一番強い数字になります

下図の場合は、相手のコマを裏返すことができます。


裏返すことができないパターン

相手の合計の方が大きい場合、または同じ場合は、相手のコマを裏返すことができません。

ただし、裏返すことができなくても、置くことはできます。


5.ゲームばんがコマで埋まるか、どちらも相手をはさめなくなったとき、ゲームが終了となります。

この時、ゲームばんにあるコマの枚数の多いほうが勝ちとなります。

販売価格、概要など

価格:1,650円(消費税込み)

販売サイト:楽天市場AmazonYahooショッピングで購入できます。

プレイ人数:2人

プレイ時間:10〜30分

対象年齢:6歳以上(6歳以下でも楽しく遊べます。)

注意点は、コマやボードはプラスチックではなく、厚紙のようなものなので、

しっかりはしていますが、水などに濡れないよう気を付けてください。

アプリ版もあるので、最初はアプリでどんなゲームか試してみても良いかもしれません。

最初は、一つ一つ足し算を子供に確認しながら進めると学習にもなっていいと思います。

4×4マスは簡単なので、慣れてきたら6×6マスがオススメです。

相手コマの「裏数字の和」を計算して、自分のどの数字駒を「置き駒」にするかを考えながら進めていくと、

大人でも考えてやらないと相手コマをひっくり返せなかったりして、なかなか難しいです。

ゆっくり確認しながらゲームすると、1ゲームやるのに20~30分くらいかかりますが、子供は全く飽きずに楽しくできました。

オセロゲームをとおして1ケタ同士の足し算をくりかえし行い、計算力を養うことができます。

まとめ

「ナインブレイク」は、数字のコマを使った知育ゲーム。

・価格は、1,650円(消費税込み)

・遊びながら「計算力」「暗算力」の数学的思考力を高めることができる。

・会話をしながらゲームをすることで「コミュニケーション能力」の向上も期待できる。

計算カートやドリルを嫌がる子でも、

やっぱり勝ち負けのかかったゲームだと自然とやる気スイッチが入ります。

ぜひお子さんとの学習の一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

まだ足し算やオセロゲームをやったことのない小さな子供の場合は、

足し算のルールはなしで行えば、黒と赤のオセロゲームとして遊べます。

慣れてきたら足し算ルールありにして、少しずつ足し算の学習を取り入れて行うことをオススメします。

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