クリックできる目次
はじめに
全館空調システムは、家の中全体で寒暖の温度差がなくなり、温度によるストレスがなく快適に過ごすことができています。
夏や冬の冷暖房時は本当に快適です。
春~初夏や秋から初冬にかけての中途半端な時期は、冷暖房ではなく、送風機能を使用しています。
今回、実際に全館空調の家に住むネイバーが、送風時の電気代についてお伝えします。
わが家の全館空調システム
わが家の延床面積は、約128㎡(約39坪)です。
全館空調システムは、azbilのきくばりを導入しています。
この機械は、1台の空調システムで「冷房」、「暖房」、「換気」、「空気清浄」、「除湿」などの機能をもつ全館空調システムで、24 時間・365日家全体を快適できれいな空気に保つことができるものです。
送風時の電気代
送風の設定している時期は、年によって多少違いますが、だいたい4~6月、10~11月あたりでしょうか。
その時期の電気代をまとめると以下のようになります。
年 月 | 電気料金(税込) | 電気使用量 |
2019年10月 | 9,033円 | 370kWh |
2019年11月 | 8,048円 | 314kWh |
2020年4月 | 8,506円 | 350kWh |
2020年5月 | 7,700円 | 296kWh |
2020年6月 | 7,885円 | 309kWh |
2020年10月 | 7,205円 | 300kWh |
2020年11月 | 7,552円 | 342kWh |
2021年4月 | 7,061円 | 288kWh |
2021年5月 | 5,477円 | 156kWh |
2021年6月 | 6,922円 | 254kWh |
2021年10月 | 10,412円 | 443kWh |
2021年11月 | 6,832円 | 224kWh |
2022年4月 | 9,676円 | 321kWh |
2022年5月 | 9,682円 | 313kWh |
2022年6月 | 9,050円 | 280kWh |
上の画像は2022年6月時点の低圧電力の電気料金の実績です。
時期によって金額の増減はありますが、2022年4月~6月は9,500円/月位になっています。
電気の契約は、低圧電力3kWで契約しており、基本料金は約3,300円/月です。
上表の金額は、基本料金を含んだ全館空調システムのみの電気代です。
わが家はオール電化なので、電気代請求時は他に通常の電気代が加算されます。
う~ん・・・こうやって比較して見ると直近は、電気料金が上がっているんだな~と実感しました。
送風時期に全館空調システムを止めれば良いのかもしれませんが、
わが家のシステムは、家全体の換気や空気清浄システムを兼ねているため、基本的に空調システムを止めることはありません。
24時間・365日に動きっぱなしにしています。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
送風だけでも約9,500円/月と・・・まぁまぁな電気を使っているな~と感じました。
ただ、全館空調によってかかる月々の電気代は、家の断熱性能や気密性能に大きく左右されると思います。
どれだけ全館空調の設備が整っていても、室内の空気が外に逃げてしまう住宅であれば、効果的な空調は期待できず、電気コストも高くなってしまうと思います。
全館空調の家に実際に住んでみると、家の中のどこにいても快適な居心地は、大変満足しています。
ぜひ家づくりの参考にしてください。